Atos and CSC empower the Finnish quantum research community with Atos Quantum Learning Machine
Atos社製 量子シミュレーター Quantum Learning Machine アジアパシフィックにおける出荷第一号
東京・2020年5月15日
デジタル変革で世界をリードするAtosは29日、太平洋における代理店である日本の株式会社インテリジェント ウェイブを通じて、世界最高性能の市販の量子シミュレーターであるAtos Quantum Learning Machine(QLM)を納入しました。これは、Atosが日本で納入した最初のQLMです。
量子コンピューティングは日本にとっても主要な優先事項である。日本は、ムーンショット型研究開発制度への1000億円投資に続き、2017年に10年間・300億円の量子研究プログラムを開始しました。このプログラムは、フォールトトレラントな汎用量子コンピューターを2050年までに開発し、経済、産業、セキュリティーのセクターを大改革することを目指している。
高性能な超コンパクトマシーンと汎用プログラミング言語を組み合わせたAtos Quantum Learning Machineは、研究者およびエンジニアが量子ソフトウエアで研究開発することを可能にします。Atos Quantum Learning Machineは来るべき量子コンピューター時代に向けた世界唯一のソフトウエア開発およびシミュレーションのアプライアンスであり、量子コンピューティングの中核となる物理法則をシミュレートし、倍精度で量子プログラムの厳密実行をコンピュートします。
AtosのGrowing MarketsおよびB&PS Public & Regionalヘッドであるヌーディン・ビマーンは、次のように述べています。
「株式会社インテリジェント ウェイブとの強力な業務提携のおかげで、日本で初めて当社のQLMを納入できたことをうれしく思う。日本は量子を通じてイノベーションを推進することを計画しており、この高まる気運に寄与できることを誇りに思う。日本はこの分野における将来の成功を収めるために、量子研究が長期ビジョンを必要とし、あらゆるレベルのイノベーションを育成することを理解している。Atos Quantum Learning Machineは、企業が量子プロセスによって研究開発し、優れたシミュレーション能力を提供してイノベーションを加速することを可能にする」
Atos QLMの導入によって、企業は使用事例に特化したアルゴリズムを準備し、それを現在および将来の量子テクノロジーに採用することができる。またAtos QLMは量子プログラミングの人材トレーニングで研究機関および教育機関をサポートし、高度研究を推進する事が可能になります。
Atos QLMは量子コンピューターの挙動をシミュレートするため、量子アルゴリズムは量子ハードウエアなしで開発可能である。Atos QLMはハードウエア非依存型の量子アルゴリズムであるため、Atos QLMで開発された量子アルゴリズムは、あらゆるメーカーのあらゆる量子コンピューター上で実行可能である。
Atos QLMのユーザーは増加し続けている。2017年に発売されたQLMは、オーストリア、フィンランド、フランス、ドイツ、インド、イタリア、オランダ、セネガル、英国、米国など世界の多数の国で使用されており、さまざまなセクターの研究プログラムを支援している。量子コンピューティングの将来を予見するAtosの野心的なプログラム「Atos Quantum」は2016年11月に開始された。このイニシアチブの結果、AtosはAtos QLM内部で、量子ノイズシミュレーションモデルを提供した最初の組織となった。
Atos Quantum Learning Machineに関する詳細はhttps://atos.net/en/solutions/quantum-learning-machine をご参照ください。
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Atosについて
Atos は売上⾼ 120 億ユーロ、世界 73 カ国で 11 万⼈の技術者を持つデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダーである。クラウド、サイバーセキュリティ、ハイパフォーマンスコンピューティング分野で欧州ナンバーワンの当グループは Orchestrated Hybrid Cloud、ビッグデータ、ビジネスアプリケーション、デジタルワークプレースソリューションを提供している。当グループはオリンピックおよびパラリンピック競技⼤会のワールドワイド情報技術パートナーであり、Atos、Atos Syntel、Unify のブランド名で活動している。Atos SE(Societas Europaea)は 、CAC40 パリ株価指数の構成銘柄になっている。
Atos の⽬的は、情報スペースの将来のデザインに貢献することである。Atos のノウハウやサービスは多⽂化アプローチにおける知識、教育、研究の発展をサポートし、科学的および技術的卓越性の発展に貢献している。当グループは世界中で、顧客、従業員、社会全体のメンバーが、安全でセキュアな情報スペースにおいて持続可能な⽣活、働き⽅、そしてそれらの成⻑に貢献している。
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